RoboCupソフトウェアエージェントへの人間の意思決定挙動の適用
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概要
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ソフトウェアエージェントの適切な行動をプログラムで記述することは非常に困難である.自動的に適切な行動を得るために用いられる手法の一つとして, 機械学習が用いられた.機械学習は, 複雑な動きを学習させるためには非常に多くのデータが必要であり, 必ずしも適切な行動が得られない場合がある.そこで本手法では, 人間がソフトウェアエージェントと同じ環境において行う意思決定挙動を, ソフトウェアエージェントに適用することを試みる.これにより, 複雑な行動や機械学習では得られない人間の直感や経験の実現をめざす.今回は実験環境として, RoboCupサッカーのソフトウェアエージェントを使用した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-11-09