3.5インチMOとその応用 : ワープロ文書からデジタル映像まで
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では特に3.5インチMOに焦点を当て, 市場の現状と使われ方およびその将来展望について解説する。MOの市場は1994年から年率30%で順調に伸びて来ており, 2000年度にMO装置が260万台, MO媒体は3500万枚も出荷されるまでになった。主な応用はDataSave / DataKeepと言うコンセプトに代表される使われ方である。ここに蓄えられたコンテンツは, これまでワープロ文書やグラフィックスデータが中心だった。しかし1999年の春に市場投入されたGigaMO(1.3GB)とそれを支えるMSR技術の登場によって, 3.5インチと言う小さなサイズのMOでも, 2〜3GBはもちろん片面5GBの可能性も見えて来た。410nmのブルーレーザが実用化されれば3.5インチのMOで片面30GBの記録容量が可能になると言われる。従ってその応用範囲も当初のワープロ文書から今後はデジタル映像の分野まで広がり, 新しい応用文化が出来あがるであろう。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-06
著者
関連論文
- 3.5インチMOとその応用 : ワープロ文書からデジタル映像まで
- 3.5インチMOとその応用 : ワープロ文書からデジタル映像まで
- 3.5インチMOとその応用 : ワープロ文書からデジタル映像まで
- 3.5インチMOとその応用 : ワープロ文書からデジタル映像まで
- 5)磁気ディスク塗膜におけるヘッドの低浮上化(録画研究会(第41回))
- 磁気ディスク塗膜におけるヘッドの低浮上化
- 3)磁気ディスク塗膜の高密度化(録画研究会(第29回))
- 2a-B-6 フェライトのイオン拡散とD.A.
- MnZnフェライトに於るイオン拡散 : 磁性(酸化物)
- 共沈Mn-Znフェライト微粉末の酸化