PRMLとノンリニア・キャンセラーを組み合わせたディジタルVTR用再生等化検出方式の検討
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概要
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実験用ディジタルVTRの再生信号を計算機に取り込んだデータを用いて、PR4を用いた等化検出方式について検討した。まず、再生信号から算出したダイパルス応答波形に対してLMSアルゴリズムを適用することで、再生等化用のトランスバーサル・フィルターのタップ係数を定めた。次に初期設定の不要なノンリニア・キャンセラーの構成方法を考えた。さらに、ビタビ復号器とノンリニア・キャンセラーを組み合わせたときのエラーレートを調べたところ、ビタビ復号器だけの場合よりも約1, 10にできることがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-22