高記録密度対応縦型MRヘッド
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ハードディスクの高記録密度化に対応するため、新しい縦型MRヘッドの開発を行った。MR素子は2つのNiFe膜を絶縁膜で挟み込んだ構造とし、素子の周りを絶縁膜で覆い、センス電流が上層のNiFeにのみに流れるようにした。この結果、従来よりセンス電流密度を大きくする事ができ、しかも、MR素子の異方性磁場(Hk)を小さくできた。これにより、磁場に対する感度が大幅に改善し、従来の2.5倍の感度を得る事ができた。このMR素子を搭載したヘッドは、記録密度2.0Gb/in^2以上のポテンシャルを持つ事がわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-13
著者
-
柴田 拓二
ソニー
-
柴田 拓二
ソニー株式会社コンピュータペリフェラル&コンポーネントカンパニー
-
早田 裕
ソニー
-
早田 裕
ソニー株式会社 コンポーネントカンパニー 磁気デバイス部門 電子部品部
-
福元 康司
ソニー株式会社 コンポーネントカンパニー 磁気デバイス部門 電子部品部
-
福元 康司
ソニー株式会社コンピュータペリフェラル&コンポーネントカンパニー
-
高田 昭夫
ソニー株式会社コンピュータペリフェラル&コンポーネントカンパニー磁気デバイス部門マグネストレージ部
-
高田 昭夫
ソニー株式会社コンピュータペリフェラル&コンポーネントカンパニー
関連論文
- 2)高密度高信頼性縦型MR/インダクティブヘッドの諸特性(画像情報記録研究会)
- 高密度高信頼性縦型MR/インダクティブヘッドの諸特性 : 画像情報記録
- 4)ヨーク型MRヘッド(録画研究会(第66回))
- ヨーク型MRヘッド
- 縦型MRヘッドのニアコンタクト領域における諸特性
- デジタルテープシステムにおけるGMRヘッド用導電性フェライト基板
- 高記録密度対応縦型MRヘッド
- 高記録密度対応縦型MRヘッド