フッ素系潤滑剤の潤滑挙動
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概要
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塗布型媒体に求められる摩擦特性を達成する為に、新規PFPE潤滑剤を用いて表面潤滑剤の最適量を調べた。XPS及び接触角を用いて表面潤滑剤量を測定した。低摩擦媒体を得るには潤滑剤の被覆率が大きいだけでなく準表面に含まれる潤滑剤量が充分である事が必要である。内添系とトップコート系を比較するとトップコート系の方が低摩擦を導く被覆率の大きい媒体を得ることが出来る。Ar^+エッチングした後の潤滑剤の回復挙動を観察すると、回復速度の速いものが加速環境下での媒体の摩擦係数の変化が小さい。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-12