新固定ヘッド/テープインターフェースの検討(ハードテープシステム)
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概要
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新しいテープ/ヘッドインターフェース方式の固定ヘッドシステムを開発した。このシステムは、プレートとテープ走行による空気の流れを利用して、テープを安定に走行させ、その上から摺動面積の小さいヘッドを軽く接触させるシステムである。従来の幅広の固定ヘッドでは、テープの走行スピードが増加すると、テープ/ヘッド間のスペーシングが増大するのに対し、新インターフェースを用いたシステムではテープスピードの増加によるスペーシングの影響を受けにくいことを明らかにした。この固定ヘッドシステムを用いると、テープの高速走行化によるデータの高速転送化・記録密度向上を実現することが可能となった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-06-12
著者
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斎藤 賢吾
ソニー株式会社仙台テクノロジーセンター
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佐藤 高
ソニー株式会社仙台テクノロジーセンター
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叶 俊夫
ソニー株式会社仙台テクノロジーセンター
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中島 郁志
ソニー株式会社仙台テクノロジーセンター
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叶 俊夫
ソニー株式会社
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