制御弁式据置鉛蓄電池の大容量化
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概要
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近年、IT革命の進展に伴い、制御弁式鉛蓄電池(VRLA)の用途も多様化しており、バックアップ電源の一端をになう据置蓄電池の設置は蓄電池室に留まらず、ビルの屋上や小型の携帯電話用基地局にも設置されるようになった。VRLAの主な寿命原因である正極格子腐食を新耐食性合金組成及びエキスパンド製法により改善し、設計寿命15年(25℃)の長寿命制御弁式鉛蓄電池STL-Bシリーズを開発した。ここでは、この電池の特徴、改良点について報告するとともに、この長寿命化技術を大容量電池に展開したので概容について紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-01-09