通信用長寿命VRLA形電池の開発
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概要
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通信用10年設計寿命のVRLA形電池電池の製造を始めて約10年になり, 市場でも10年の寿命が確証された。その寿命原因は正極格子体の腐食であった。また近年, VRLA形電池は小形, 軽量で長寿命を求められている。そこで20%の小形化, 15%の軽量化をはかり, 15年寿命の電池を開発した。長寿命とするために, 腐食に強い鉛合金を正極の格子体に用い, エキスパンド製法の格子体とすることにより, 格子体の粒界腐食をなくした。またエキスパンド格子体を正極, 負極板ともに採用することに電池の小形, 軽量化を達成した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-01-09