EM法とIRR法の併用による金属アーティファクト低減手法
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概要
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X線CT装置で金属を含む部位を撮影すると、アーティファクトが発生し診断が困難となる。これに対し、EM法によるアーティファクト低減を試みた。しかし、EM法単独では十分な低減効果が得られなかったため、以下の様なアルゴリズムを考案した。(1)反復数の少ないEM法により低コントラスト画像を作成する。(2)この画像を、順投影して投影データを修正し、FBPで画像再構成を行う。(IRR法のテクニック)このアルゴリズムにより効果的なアーティファクト低減が可能となった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-01-18
著者
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