情報流通から見たITS
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概要
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ITSは人と車と道路の間の情報流通システムと捕らえることができる。通常の情報処理システムに比べて、ITSは以下の点で格段に複雑なシステムになることが予想される。(1) 7000万台の車両や1憶2000万人の人間が移動端末となる可能性があること(2)やりとりされる情報のトータル量は膨大なものになる可能性があること(3)やりとりされる情報には、リアルタイムに処理されなければならない緊急の情報と、それほどリアルタイム性が必要とされない情報が混在すること。本稿では、効率的なITSシステムを構築するために必要なITSのアクセスネットワーク、バックボーンネットワーク、ネットワークミドルウェアについて考察する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-04-27