VoIPサービスの品質評価に関する一考察
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概要
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近年、VoIPを用いた電話サービスが注目されており、その利用法も、企業内通話も公衆向け通話サービス、窓口電話サービスのIP化など多岐に及ぶ。これらのサービスの良し悪しは利便性・通話品質・経済性などにより決定される。本報告では、VoIPサービス特有の性質に着目して、通話品質の評価手法を論じる。最初に、各種品質評価尺度と品質目標設定の考え方を論じる。この中では、通話品質の時間変動性を考慮した時間率尺度の導入を提案する。次に、遅延時間・パケット損失・遅延ゆらぎが主観品質に与える影響に関して論じ、最後に、評価試験実施上に関するトピックを2つ紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-17
著者
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