次世代ネットワークOSSにおける一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
オペレーション支援システム(OSS)は、通信サービスを迅速、安価、安定に提供することを目的とする。次世代ネットワークにおいてもこの目的は継承される。これまで検討を進めてきた小規模IP系ネットワークOSSは、上位レイヤに重点が置かれ、下位レイヤ間のシステム連携が希薄であった。NML(Network Management Layer)において、下位レイヤとの連携を含めたマルチベンダ対応プロビジョニングの自動化が必要であり、実現にあたっては、柔軟性、拡張性に優れた迅速な通信サービスの提供を考慮する必要がある。本論では、小規模IP系ネットワークOSSをもとに柔軟性、拡張性を具備し、通信サービス提供に即応可能な次世代ネットワークOSSアーキテクチャについて考察した。具体的な回線開通業務シーケンスを例に、本考察の有効性を確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-14