地域情報ネットワーク利用実験におけるアンケート調査の解析

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概要

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筆者らはこれまで、地域情報ネットワークの開発の一環として、NTTの林社宅において主婦層を中心とする家庭ユーザを対象に地域情報ネットワーク利用実験を行い、ユーザの利用状況および反応を調査してきた。その目的の一つは、地域の家庭ユーザのネットワークサービス利用に対する効果的なユーザサポート方法を明らかにする、という点にある。今回、実験参加ユーザを対象にアンケート調査を行ない、ユーザのパソコン操作スキルや関心などについて回答を得た。その結果、「パソコン操作スキルの低い人の方がネットワークを多く利用している」との意外な結果が得られた。本稿ではこの結果を報告するとともに、その背景について分析し、「ユーザ同士直接顔を合わせることを含む雑談的なコミュニケーション」がネットワーク利用を促進する要因となっていることを明らかにしている。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-01-21

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