配色イメージ判定における個人差を考慮したシステム構築の試み
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概要
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本論文では, 我々は先に提案した配色イメージ判定システムにおける個人の主観への対応について検討を行う.本システムは, 配色イメージ判定の知識に基づいたファジールールにより配色のイメージ判定を自動化するもので, 前報(文献[1])により, システムの配色イメージ判定は日本カラーデザイン研究所が発表している配色イメージスケールとほぼ一致していることが確認されている.本システムでは, イメージ判定のファジー推論に用いられるメンバシップ関数を定義するパラメータやルールを容易に変更することができるため, 特定個人に対応した配色イメージ判定を行うことができると予測される.そこで本論文では, 配色とイメージ語のアンケート調査により個人の配色イメージを抽出し, 遺伝的アルゴリズムを用いてパラメータとルールの調整し, 個人に対応したイメージ判定の自動化を試みた.その結果, 被験者により異なるパラメータとルールが設定され, システムによるイメージ判定結果がそれぞれの被験者のイメージ判定をよく再現していることが確認された.
- 2001-04-01
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