周期的明暗パターン撮像におけるモアレノイズ低減手法の検討
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概要
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ディスプレイデバイスの表示品質(欠陥, むら)の定量化において, 表示面を忠実にディジタル画像化することは重要である.しかし, 空間的に離散化した構造の表示面を固体撮像素子で撮像する場合, 撮像画像に撮像モアレが発生する本論文では, ディスプレイ表示面撮像を定式化し, 撮像系と撮像対象の寸法仕様から, 撮像モアレが計算により求められることを明らかにする.その結果から, 画素ずらし撮像においてモアレ位相を反転する画素ずらし量の決定方法を定式化する.この決定式による画素ずらし量を基準画像に付与した画素ずらし撮像画像と基準画像との階調値を画素単位で算術平均する方式を提案し, シミュレーションにより撮像モアレ低減効果を検証した.
- 2000-02-25
著者
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望月 淳
(株)日立製作所生産技術研究所
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浅野 敏郎
(株)日立製作所生産技桁研究所
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浅野 敏郎
(株)日立製作所
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浅野 敏郎
(株)日立製作所ディスプレイグループ
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望月 淳
(株)日立製作所 生産技術研究所
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