ビジネスモデル特許の現状と課題について
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概要
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近年、ビジネスモデル特許というマスコミ等に盛んに登場し、従来、特許と無縁であった金融関係や個人の人々からの特許出願が増えている。本稿では、ビジネスモデル特許とは殆どがソフトウェア特許の範疇に入ること、出てきた背景は近年の産業構造のハードフェアからソフトウェアへの変化やインターネットビジネスの増大であること、日米欧のビジネスモデル特許に対する考え方は基本的な点は同じであること、及びビジネスモデル特許の例について述べている。更に、今後の課題として、先行事例データベースの整備、及びこれまで特許に無縁であった人々への特許に対する理解を深めてもらうための施策が重要であることを述べている。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-12-02