電子商取引用途向け電子マネー
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概要
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電子商取引が本格的に拡大してきている。これに合わせ多くの電子決済手段が提供されるようになってきた。こうした電子決済手段にはそれぞれ特徴があり、そこで行われる電子商取引の種類や状況等によって、最適なものが使われるようになるとみられる。最新技術を使い、比較的現金に近い特徴をもったものとして注目される電子決済手段としては電子マネーがある。しかしながら、電子マネーについては未だ世の中に広く普及するには程遠く、電子商取引の拡大に寄与するまでには至っていないようである。これは、これまで提案されてきた電子マネーが、必ずしも電子商取引のニーズに合わせて十分考えられ使いやすいものとなっているとはいい難いことが問題と考えられる。そこで、電子商取引に向いた電子マネーとはどのようなものかを検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-14