高等学校の情報倫理教育
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概要
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高等学校では普通教科「情報」において必修で情報モラルの指導が開始される。「情報社会に参画する態度」の育成のため, 情報倫理教育の役割は重要であり, 生徒指導と連携して均衡ある人格形成の一翼を担うものである。教育実践にあたっては, 防犯教育, 安全教育などの視点に基づく情報倫理教育の理念と指導上の観点を整理し, 指導者が把握しておく必要がある。あわせて高校生という年代の特性を考慮し, 社会人一般の基礎素養として学校教育に導入される情報倫理教育の意義を概観する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-20