光ファイバ定歪み発生装置の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
BOTDR法の工業的適用を計る場合、測定値の再現性が±0.03%程度であることが障害の一つとなっている。経時的歪み変化を測定する際に、光ファイバセンサの基準点を設定し、BOTDRの読み取り値を補正することは障害を解決する一つ方法と考えられる。機械的に歪みを付与された光ファイバを一定温度に保持する装置を開発し、基準点としての性能を検証した。その結果、歪み値分解能±0.0005%、歪み値再現性±0.0010%を実現するとともにBOTDRの読み取り値の補正にも適用出来る可能性があることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-09-28