ファイバ音響光学遅延時間走査による低コヒーレンス干渉ファイバセンサ
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概要
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2モードファイバに超音波を進行させてLP_<01>モードからLP_<11>モードへの変化を誘起することで、移動ビームスプリッタを実現した。この2モードは異なる群速度を有しているので光遅延時間はファイバに沿った音響パルスの位置の関数となり、高速に走査できる。このデバイスを低コヒーレンス干渉計に応用すると、簡単なアナログ回路によって信号処理が行え、高速、広範囲の絶対計測が可能となる。例として、HiBiファイバをセンサとして温度歪みの同時分離測定を行い、温度範囲20-60℃、歪み範囲0-1600μεにおいて、分解能0.7℃、40μεを得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-09-10
著者
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