鉛ガラス光ファイバ電流センサの自在・タフ構造と電流計測
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概要
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極めて光弾性効果が小さい鉛ガラス光ファイバを用いて、光電流変成器の開発を行ってきた。従来の光電流変成器は、振動による計測精度の低下の問題があった。この問題解決に向けて耐振動性を向上するため、自在性が高く、タフな構造を持つ金属管封入FRファイバを試作した。その性能を評価した結果、比誤差は最大0.276%、位相角は最大-0.3degと、計測規格JEC-1201で定められている誤差規格1PS級を十分満足する値が得られた。耐振動性についても性能の向上が確認できた。金属管を使用したことによる磁気遮蔽効果は、実用上問題とならないことを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-18
著者
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海老原 徹
Hoya株式会社r&dセンター開発研究所
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横山 精一
Hoya株式会社r&dセンター開発研究所
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黒沢 寿久
HOYA株式会社R&Dセンター開発研究所
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黒沢 寿久
Hoya株式会社r&dセンター開発研究所