記憶装置におけるロングディスタンス符号の訂正能力評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
磁気/光記憶装置の記憶密度は驚異的な向上を続けているが,これに伴って記憶情報はますますより小さな領域により保持され,生エラー率の増大により,より強力な誤り訂正能力が要求されている[4].本論文では,エラー原因としての記憶媒体系の欠陥をその長さと発生間隔分布の形で数式モデル化して,記憶装置において最も多用されているインタリーブされたReed-Solomon符号の訂正能力が定量的に評価可能であること,また訂正後のエラー率は単に平均欠陥発生率のみならず,その長さ及び間隔分布にも大幅に影響を受けることを明確にした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-07-25
著者
-
泉田 守司
(株)日立製作所ストレ一ジ事業部
-
泉田 守司
(株)日立グローバルストレージテクノロジーズ
-
重松 和男
(株)日立製作所ディジタルメディア事業部
-
重松 和男
(株)日立製作所ストレージシステム事業部
関連論文
- 代数幾何符号の磁気ディスク装置への適用についての基礎検討(記録・記憶技術)
- カセットテープを用いたディジタル記録式電子カメラの基礎検討
- MOS形固体撮像素子の低速走査特性
- 記憶装置における積符号(Product Code)の訂正能力評価(記録・記憶技術)
- 記憶装置におけるロングディスタンス符号の訂正能力評価
- 光磁気ディスクにおける下位互換とオーバーライト技術
- 光磁気ディスクの記録再生特性(マーク長記録方式の記録制御技術) : 画像情報記録,放送現業
- 8-11 ディジタル記録用MFM系列符号の特性評価
- 画像信号のパリティ符号に適する記録符号化の一検討 : 画像情報記録
- 誤り訂正符号の高能率復号アルゴリズムの提案
- 7-17 リニアキャンセラのディジタルVTRへの適用
- 8-14 ディジタルVTR可変速再生におけるアドレス予測方式の検討
- 8-13 リードソロモン符号に対する軟判定復号法の検討
- MOS形固体撮像素子の内部ランダム雑音の解析
- 5.25インチで2Gバイトを実現した大容量光磁気ディスク装置とライブラリ装置 (分散化・オ-プン化に対応するト-タルデ-タストレ-ジシステム)