超並列計算機における大域通信に関する考察
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概要
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放送や大域演算に要する時間はプロセッサ数に依存して増大する。膨大な数のプロセッサを備える超並列計算機においては、実行時間全体に与える影響が大きくなる。大域通信を高速化するためには、メッセージ長が短い場合は初期設定コストを短縮することが効果的であり、メッセージ長が長い場合は受信中のメッセージをそのまま送信するパイプライン動作が効果的である。従って、これらを実現する個々のプロセッサの動作と転送経路について新しいアルゴリズムを提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-08-18