Bernoulli変換から生成される2値系列の大偏差について : Oohama and Kohdaの結果のささやかなVariation
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
一次元エルゴード変換と,0と1の発生頻度を与える閾値を有する2値符号化関数とから得られる2値系列を有限ビットだけ使用する場合,擬似乱数としての質を定量的に知るためには,大偏差の指数の評価が必要となる.最近,Oohama and Kohdaは,2進変換を考え,閾値が,ある有理数の場合,すなわち,i)閾値の2進展開が有限少数となる場合,ii)閾値の2進展開が0で終る循環小数となる場合について,大偏差の指数を与える特性多項式,特性有理関数をそれぞれ陽の求めた.ここでは,閾値が任意有理数である場合を考え,Oohama and Kohdaによって見出された,閾値から生成される語頭符号とその符号化を用いて,特性有理関数を全て求めた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-05-23
著者
関連論文
- Bernoulli変換から生成される2値系列の大偏差について : Oohama and Kohdaの結果のささやかなVariation
- Statistical Properties of Real-Valued Sequences Generated by Chebyshev maps (5th Workshop on Stochastic Numerics)