[招待論文] IPv6の市場展開について(IPv6, インターネットの品質制御技術及び一般)
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概要
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IPv6は1998年末に仕様がDraft Standardになって以来、実用化に向けて様々な実験や開発が行われてきた。しかし、IPv4インターネットが既に十分に熟成されており、また、インターネットに対する消費者のイメージが定着していたため、IPv6が創る新しいインターネット社会を推進するための市場展開はなかなか進まない状況が続いてきた。2001年にe-Japan戦略の中にIPv6の普及促進が取り込まれたことをきっかけに、IPv6の実用化に向けた研究開発や実証実験が積極的に行われ、現在ではISP、情報家電ベンダ等がIPv6商品の開発に着手するまでに至った。本論文では、IPv6普及・高度化推進協議会及び総務省の国家プロジェクトが中心的に行ってきたIPv6普及に向けた取り組みについて紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-05-09
著者
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