太平洋横断ヨット向け直接メタノール燃料電池の性能
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概要
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海洋冒険家、堀江謙一氏の単独無寄港太平洋横断ヨットの補機電力源としての直接メタノール燃料電池(DMFC)システムの開発を行った。DMFCはメタノール水溶液をガス化、改質することなく直接発電することができる次世代の燃料電池であり、当社では、かねてからポータブル電源用として開発を行ってきた。今回開発したDMFCにはその信頼性確保のため、独自の"自己拡散方式構造"を採用した。堀江謙一氏はこのDMFCを搭載したMALT'SマーメイドIII号により、2002年7月に40年ぶりの太平洋単独横断に成功された。当社のDMFCシステムは68日間の航海中の全ての補機電力を安定に供給することが出来た。
- 2003-01-10
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