タイムホツピングCI-UWB(TH-CI-UWB)方式の特性評価(UWBシステム/一般)
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概要
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近年,Ultra Wideband (UWB)が,室内多元接続高速無線技術として注目されている.UWB方式は,非常に短いガウシアンモノサイクルパルスを用いて情報を伝送するUWB Impulse Radio (UWB-IR)方式と,搬送波を用いる方式の2種類に大別される.搬送波を用いる方式の一つにCarrier Interferometry UWB (CI-UWB)方式がある[1].CI-UWB方式は,N本の直交搬送波を用い,情報を全搬送波にコピーして送信する.これによって,周波数ダイバーシチ利得を得ることができる.また,拡散符号としてCI符号を用いて符号多重することによって,伝送レートを高くすることができる.さらに,CI-UWB方式では,非所望周波数帯の搬送波を送信しないことによって,他のシステムとの干渉を避けることができる.UWBを多くの機器で使用する場合,多元接続の実現が必要不可欠である.しかし,多元接続が可能なCI-UWB方式はまだ報告されていない.また,非所望周波数帯の搬送波を送信しない場合のCI-UWB方式の特性も明らかでない.本研究では,タイムホッピング(TH)系列を用いたCI-UWB多元接続(TH-CI-UWB)方式について検討する.計算機シミュレーションの結果,TH-CI-UWB方式はタイムホッピング系列を用いて多元接続を実現でき,他システムとの干渉を避けることができることを確認した.
- 2003-05-16
著者
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