光偏向法による空中超音波音場の測定(音場計測)(<特集>光-超音波エレクトロニクス論文特集)
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概要
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空気中を伝搬する超音波は屈折率のsin的な変化を誘起する.音波波面に平行に十分細いレーザ光を入射すると,レーザビームは屈曲する.この光偏向現象を利用した音波計測法の特徴は,周波皮数特性が広帯域であること,音場を乱すことがないことである.共振周波数40kHz,及び200kHzの振動子から放射される超音波を光偏向法で測定し,音場分布を可視化した.音場計算値と比較した結果,光学積分効果のため定量的には合わないが,定性的には音場を再現できることがわかった.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-12-01