位相コントラスト技術を用いた乳房X線撮影デジタルシステムの開発
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概要
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位相コントラスト技術を実用的な医療用X線撮影装置に応用して、画期的な乳房X線撮影デジタルシステムを開発した。このシステムでは、位相コントラストに起因するエッジ強調効果、拡大撮影に起因するリスケーリング効果、そして25μmという極めて高精細な画素による高い空間分解能によって、従来からのデジタルマンモグラフィシステムに対して、画質が格段に向上することが分かり、そのことは、乳がんの代表的な病変を貝殻の微小粉末で模した疑似石灰化ファントム画像の微小構造物の描出性が確認できた。
- 2004-09-10
著者
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儀同 智紀
コニカミノルタエムジー株式会社開発センター
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網谷 幸二
コニカミノルタエムジー株式会社開発センター
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長束 澄也
コニカミノルタエムジー株式会社開発センター
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原 裕孝
コニカミノルタエムジー株式会社開発センター
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米川 久
コニカミノルタエムジー株式会社開発センター
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米川 久
コニカミノルタエムジー(株)開発センター
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長束 澄也
コニカミノルタエムジー株式会社開発本部
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