衛星測位技術及び周辺市場の最新動向(ITSポジショニング・一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ユビキタス社会の到来に伴って、「いつ、どこで」というヒト、モノの時空間情報が重要になってきている。携帯電話も緊急通報時に位置情報を通知する法整備が進んでおり、いままでにない多数のユーザー機器が、衛星測位機能を待つ時代が到来しようとしている。GPSの近代化による新たな仕様の衛星が運用されることによって、ユーザー機器は大幅な性能向上が期待でき、さらにEU連合におけるガリレオ計画、そして日本の準天頂衛星システムが加わることでさらに加連されることになる。また、地下街やビル陰など衛星電波の不惑地帯や直接波が受け難い環境下での測位要求もある。そのような環境下では、移動体側の測位技術のみだけでなく、その測位を支える測位衛星システムや地上における測位社会インフラの在り方との密接な関係によって、高度な測位環境を実現することにあるといえる。大きな変化期に差し掛かった衛星測位分野において、実際の技術がどのようになっているのか?どのような方向に向かいつつあるのかを紹介していく。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-07-22
著者
関連論文
- インターネットを基盤とした高度衛星測位環境(ITSポジショニング・一般)
- Pseudolite Application for ITS(ITSポジショニング・一般)
- 衛星測位技術及び周辺市場の最新動向(ITSポジショニング・一般)