高度INにおけるサービス仕様記述方式(<特集>次世代ネットワークソフトウェア論文特集)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高度INにおいて通信サービスを実現する通信サービスソフトウェア(SLP)は,通常,サービス生成環境(SCE)で,図形式のサービス仕様を記述することにより自動的に生成される。本論文では,このSLP生成のための図形式のサービス仕様を記述する方法として,従来の記述法に比べ,記述が容易で理解性が高く,また記述能力の高い,サービス仕様記述法を提案する。従来の記述としては, ITU-Tで提案されたサービス非依存な機能ブロック(SIB)と記述要素(アイコン相当)とを1対1に対応させた方法が広く採用されている。しかしSIBの機能単位が大きく,再利用性やサービス仕様としての理解性が不十分な場合があった。提案する記述法は,筆者らが以前提案した情報シーケンス図をベースとし,記述要素の追加により記述能力を拡張することで,高度INのサービス仕様記述を可能とするものである。本記述法については,非エキスパートの被験者を利用した評価により,記述の容易性と理解性を確認した。また,複数の商用サービスのSLP記述に本記述法を適用することにより,必要な記述能力を備えていることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-03-01
著者
関連論文
- 高度INのサービス生成環境における自動補完機能に関する一検討
- マルチメディアサー ビスのための通信サー ビスソフトウェア生成ツールの構成
- メッセ-ジシ-ケンス図入力による通信サ-ビス仕様設計方式
- 交換サ-ビスソフトウェア仕様作成・検証システム
- 通信サ-ビス仕様検証方式
- 条件付 URI による認証方式の検討
- 条件付URIによる認証方式の検討
- B-19-12 ユーザ同意確認に基づく情報家電ネットワークアクセス認可方式の一検討(B-19.ネットワークソフトウェア,一般講演)
- R&Dホットコーナー パスワードが不要なアクセス認証方式
- B-7-8 SIPサービスへのSAMLの適用に関する一検討(B-7.情報ネットワーク,一般講演)
- 条件付 URI による認証方式の検討
- 条件付URIによる認証方式の検討
- 高度INのサービス生成環境における自動補完機能に関する一検討
- 高度INのサービス生成環境における自動補完機能に関する一検討
- B-6-28 次世代 SCE における機能モジュール群とバスインタフェースにより構成されたソフトウェアアーキテクチャに関する検討
- B-6-74 条件埋め込み型アドレスによる発信者条件の制御方法(B-6.ネットワークシステム, 通信2)
- B-19-44 条件埋め込み型IDを用いたサービス利用権判定方法(B-19. ネットワークソフトウェア, 通信2)
- INにおけるサ-ビスソフトウェア自動作成技術
- 高度INにおけるサービス仕様記述方式(次世代ネットワークソフトウェア論文特集)
- B-6-79 高度INサービス仕様検証のための状態遷移ルール規定法の一検討
- B-6-78 SLP生成ツールの商用サービス開発への適用法
- 高度INにおけるサービス仕様記述法の評価
- 高度INにおけるサービス仕様記述法の評価
- 高度INにおけるサービス仕様検証法の一検討
- 高度INにおけるサービス仕様記述法の検討
- SCEにおける検証結果のサービス仕様への逆変換法の検討
- サービス仕様記述における準正常手順自動付加方法の検討
- 高度INサービス生成環境におけるサービスソフトウェア検証法
- 情報シ-ケンス図で記述された通信サ-ビス仕様検証法
- 次世代ネットワークにおけるサービスソフトウェア生成環境(次世代SCE)の提案
- 次世代ネットワークにおけるサービスソフトウェア生成環境(次世代SCE)の提案