サービスアクティベーションの柔軟性向上に向けた一検討(品質とコスト・及び一般)
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概要
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IP系のネットワークを利用したプロダクトが急増し,今後も新たなプロダタトが多数開発されることが予想される.プロダクトの開発・導入にかかるサイクルは短期化しており,オペレーションサボートシステム(以下,OSS)には,従来よりも多くのプロダクトを短期間で対応可能とすることが求められている.OSSが新たなプロダクトに対応する場合,サービスアクティベーションのための機能はプロダクト固有の開発が必要となり開発期間を長期化させる要因となっている.そのため,サービスアクティベーションの機能の開発範囲を最小限にとどめ,柔軟に機能追加できる仕組みを確立することは,開発期間の短縮・開発コストの削減に極めて有益である.本稿では,サービスプロバイダのIP系プロダクトをサンプルに,サービスアクティベーションにおけるプロダクト間の差異を抽出し,プロダクト固有の差分に対して柔軟に対応できる方式を検討する.近年OSS間の情報流通に利用される事の多いXML文章の変換を行う言語であるXSLTを用いたサービスアクティベーション方式を提案し,その柔軟性について評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-09-24
著者
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大久保 雅彦
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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棚瀬 章文
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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山河 篤史
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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長谷川 俊介
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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大垣 哲也
西日本電信電話株式会社研究開発センタ