通信トラヒックのマクロ分析による人間関係の構造とユーザ挙動の検討(設備管理,ネットワーク管理,及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
多くの通信トラヒックの分析は,主にネットワークの設備設計や品質設計への応用を目的として行なわれている.通信トラヒックには人間の情報交換の特性が反映されるため,従来のような設備設計に用いる用途に限らず,なんらかの社会学的な構造を探る目的での利用価値も高いと考えられる.本稿は,Iモードの普及時期におけるユーザ数とトラヒック量の関係から,一般の人間関係の構造やユーザの振舞いについての規則を見い出すことができることを示す.ユーザ数とトラヒック量の間に成立するベキ法則から,人間関係の構造にスケールフリー性やクラスタの存在が示唆され,両者関係もベキ法則によって結びついている可能性があることがわかった.
- 2004-07-02
論文 | ランダム
- パリ風俗事典(86)リヴ・ゴーシュ(その26)
- 日本的労使関係賛美論の帰結--八〇年代戦略としての行政改革と「労戦統一運動」 (労働運動への期待と注文)
- シンポジウム討論の要約紹介 (社会主義と労働運働--労働運働研究者集団主催シンポジウムより)
- 連載を終えるにあたって--労働運動研究者集団の今後の活動について (階級的労働運動への模索-36完-ドイツ革命期の炭鉱争議とレ-テ運動)
- 階級的労働運動への模索-4-春闘の思想と職場闘争論