洞性徐脈者の心拍増加バイオフィードバック・コントロールに及ぼす加齢の影響について
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概要
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前の研究で心伝導系に異常のない場合には洞性徐脈者も心拍数を増加出来ると報告した。除脈やそれに関連する疾患は老化減少の表れとみられている。このため,我々は心拍増加バイオフィードバック・コントロールに及ぼす加齢の影響について検討した。35名の洞性除脈者を2群に分け,第一群は高齢者群、第二他群は若・中年群とした。心拍増加のバイオフィードバック・コントロールは第一群で3.4セッション,第二群で2.5セッションおこなった。その結果,両群とも心拍数を増加させることが可能であった。また,徐脈傾向の強いほど心拍数の増加が著しいとおもわれた。
- 日本バイオフィードバック学会の論文
- 1987-06-14
著者
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