新潟県沿岸海域におけるオニオコゼInimicus japonicusの年齢と成長および産卵期
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概要
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新潟県上越沿岸海域で採集された292個体を実験材料として用いて,オニオコゼの年齢と成長の関係を明らかにするとともに産卵期を推定した.。後翼状骨に形成された輪紋は年1回形成される年輪であることから,輪紋を用いて年齢査定し,各輪紋形成時における計算全長を算出した。これをもとにvon Bertalanffyの成長式を雌雄別に導いたところ,全長,体重ともに雌の方が雄よりも成長の良いことが明らかになった。また,生殖腺熟度指数GSIの月別変化から産卵期間は6月から8月であると推定された。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2003-03-15
著者
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