魚類の感染症 : 我が国の現状と課題
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概要
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魚類の感染症(伝染病)は,養殖生産や種苗生産の発展と表裏して増加を続けている。実態把握の難しい天然水域における魚類感染症についても,環境汚染や種苗放流など人間生活に伴う悪影響が懸念されている。予防接種(ワクチネーション)は魚類にも有効であり,数種の魚類感染症に対するワクチンが実用に共されている。また,最近,「水産資源保護法」の改正と「持続的養殖生産確保法」の制定によって,日本では初めて魚類防疫制度が発足した。しかし,予防接種にも防疫制度にも多くの課題が残されており,魚類感染症の防除対策に関する幅広い研究と技術開発が期待される。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2002-11-15
著者
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