Coded Wire Tag で標識されたガザミ種苗の生残, 成長と標識残存率
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概要
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Coded Wire Tagのガザミ種苗体内への標識装着方法と, 標識としての有効性を検討した。20日間の飼育実験における種苗の成長, 生残, 標識残存率から, 全甲幅10mm(C3サイズ)以上の種苗の遊泳脚基部に2個のタグまでは装着可能と示唆された。種苗の遊泳脚基部に標識1個を装着し, 3-4ヶ月間飼育し全甲幅110mm以上の漁獲物サイズに達した時の標識残存率は, C3サイズに装着した場合約1割であったが, C5サイズ以上に装着した場合約9割であることが判明し標識の有効性を確認した。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 1999-07-15
著者
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