3次元表示による転移性肺腫瘍の評価<画像診断セミナー>
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概要
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最近導入されつつある多検出器CTにより,全肺野が一回息止めにて得られ,日常臨床で高分解能の三次元画像が容易に作成できるようになった. MPR, 最大値投影法などの三次元画像は,転移性肺腫瘍と既存構造との関係を評価する上で有用である.転移性肺腫瘍は一般的には円形の境界明瞭な結節影や腫瘤影として見られるが,非典型的な画像所見を呈することがあり,非腫瘍性病変や原発性肺癌と鑑別が問題となる.これらの非典型像を呈する転移性肺腫瘍を熟知することでより正確な診断が可能となる.(肺癌. 2002 ; 42 : 71O-716)
- 日本肺癌学会の論文
- 2002-12-20
著者
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