クラック及びわだち掘れによる機能低下路面における大型車「がたつき騒音」の特性
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概要
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本論文は,舗装面にクラックやわだち掘れが発生した幹線道路において,路面平坦性調査を行うと共に,大型車が通過する際のA特性音圧レベルの測定から,車両全体の揺れによって発生するがたつき騒音の周波数特性及びA特性音響パワーレベルの推定を行ったものである。その結果,がたつき騒音はピーク周波数(1kHz付近)より低い周波数域で相対的に高くなる傾向が見られ,特に63〜315Hzの周波数域では,がたつき騒音がない場合と比較して最大で5dB程度高くなっていた。また,大型車通過時のA特性音響パワーレベルは,がたつき騒音の影響により1dB程度上昇することが確認された。
- 2005-02-01
著者
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