5.結核の住民検診時に発見される肺癌(疑)について : 第13回日本肺癌学会東北支部会
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
昭和47年,48年の二年間に345,107名の住民検診を実施して,肺癌(疑)74例を発見した.これらの症例を分析して,次の成績を得た.1)生来健康で大患なしの高年令者に多い(78%).2)無自覚性で症状も少ない(60%).3)肺野癌が発見され易い(60%).4)病巣が2cm以下の発見は少ない.5)手術例が少ない(15%).6)肺癌(疑)のまま癌の精検をうけないのが約40%ある.
- 日本肺癌学会の論文
- 1975-12-10