17.示唆に富む経過を辿った胸部扁平上皮癌の1例 : 第11回支部会 : 中国・四国支部
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概要
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長期間stationarに経過した結核性膿胸の胸壁欠損開放創から扁平上皮癌が発生,BLMによく反応し約1ヵ月で略治状態に達しながら副作用らしき症状の為休薬,急激に再悪化,休薬後約1ヵ月半で死亡した症例を経験した.(1)本例の癌発生と治療過程との関連の有無,(2)抗癌療法に際し,副作用の説明等の関係上本人に病名をどの程度迄知らすべきか?(3)本例直接死因である呼吸不全の主因は原疾患かBLMか等示回歩に富む問題点を提起した.
- 日本肺癌学会の論文
- 1973-12-25
著者
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