16.ブレオマイシンの奏効せる肺癌術後の転移性脳腫瘍の1例 : 第11回支部活動 : 中国・四国支部
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概要
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症例は59才の男性で肺癌(腺癌)術後4年目に突然右片麻痒及び意識障害を来たした為肺癌脳車云移を疑いBieomycin15mg,Urokinase5000u併用による週2回投与を開始した所3週目より疾状は改善を示しだし,良好な状態が約2ヵ月間持続した.剖検により左頭頂葉に腺癌の浸潤性増殖が認められたが,この症例より考え転移性脳腫瘍に対してもBleomycinの投与が考えられてよいものと思われる.
- 日本肺癌学会の論文
- 1973-12-25
著者
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