6.縦隔鏡検査の経験 : 第10回支部活動 : 中国・四国支部
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概要
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我々は,肺がんの疑われる症例には,手術適応を決める意味で,ダニエル生検を行なっているが、がん細胞が認められなかった症例7例に縦隔鏡検査を行ない,劣気管リンパ節,気管分岐部リンパ節の生検を行なった。しかしながら,ダニエル生検陰性で,縦隔鏡検査にて事前に手術不能と判断したり,診断のついていない症例に,本検査法にて診断がついたというような,この検査が非常に役立ったという経験は,残念ながら得られなかった。しかしながら,リンパ流路からみても旁気管リンパ節グループの方が前斜角筋グループよりも先行し、ダニエル生検よりも本検査法がよつ多くの情報を得やすいとの考えである。
- 日本肺癌学会の論文
- 1973-12-25
著者
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