長方形振動面周辺音場の予測精度
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概要
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機器表面の振動特性から周辺音場を計算する場合、振動面の離散化手法は極めて重要である。本論文は離散化誤差の評価指針を得ることを目的とし、無限バッフル内に単純支持の条件にてはめ込まれた長方形振動板モデルに関する理論検討結果である。振動面は有限個の点音源の集合体として近似し、級数定理を利用して、離散化誤差を簡単な式又は図で示している。この図から例えば音の波長と板の振動の波長に対してそれぞれ4個とするように面上に点音源を分布させると、遠距離音場における誤差が2dBであることが分かる。また長方形ピストン音源の集合体として取り扱う場合の誤差についても、点音源と比較して議論している。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1987-12-01
著者
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