Lewis Lung Carcinomaに対するLiposome封入Daunorubicinの治療効果
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概要
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悪性腫瘍に対する化学療法の治療効果を上げる目的で,daunorubicinをliposomeに封入させ担Lewis lung carcinomaマウスに静脈内投与して,未封入daunorubicinの制癌効果と比較検討した.その結果,マウスの移植部における固型腫瘍の増殖抑制,生存日数延長,肺転移巣形成抑制においてdaunorubicinのliposome封入効果が認められた.またliposomeに封入することで,daunorubicin投与に由来する細胞性免疫能の低下は防止できることが示唆された.
- 日本肺癌学会の論文
- 1982-03-31
著者
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