肺癌化学療法の生存期間および2〜3の異常酵素におよぼす影響について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
抗癌剤の生存期間に及ぼす影響は照射との併用により各期症例何れも,対症療法によるものとの間にかなり差がある.治療開始前の担癌体の年令,臨床検査成績と生存期間との間に相関は認められなかった.また,腫瘍と関係あると思われる2〜3の酵素が抗癌剤の影響で,その値の変動を示したと考えられる症例を述べ抗癌剤が今後かかる点からも評価され,癌自体の究明に何らかの寄与をもたらし得る可能性があるのでないかという考えを述べた.
- 日本肺癌学会の論文
- 1972-03-25