巨大間隙(洞穴)成鉱物から炭酸塩膠結作用へのアプローチ
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概要
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The purpose of this paper is to call attention to, and provide information about occurrences of, carbonate minerals in the spelean environment that are equivalent to the megainterstice in the sediments, and to discuss the presence of various primary carbonate minerals in the carbonate cement. Recently, sixteen differrent carbonate minerals have been found from caves around the world(Table 1). The author was concerned with the mineralogy of the carbonate speleothems and the studies of them by X-ray diffraction analyses which revealed seven carbonate minerals as follows: calcite, Mg-calcite, aragonite, vaterite (?), protodolomite, dolomite and hydromagnesite (Table 2). From a megascopic point of view, the cracks, joints, faults and intergranular spaces in the sediment can be consider to be the same as caves. The spelean formation (speleothem) of carbonate minerals occurs under both the vadose zone and the phreatic zone. Various mechanisms have been proposed to account for the precipitation of the seven carbonate minerals such as those found under the fresh water environment. Previous studies indicated that the transformation of an unstable and metastable carbonate mineral into cement on the diagenetical process, is a transformation into a stable mineral. On the other hand, by the present study it is clear that these seven differrent carbonate minerals occur originally in the fresh water environment. Such an approach to the carbonate cementation was possible, mainly owing to their similar environmental conditions of precipitation, and to the variability in transformation of carbonate minerals from recent carbonate speleothem in caves, to diagenetical carbonate cement in sediments.
- 日本地質学会の論文
- 1978-11-30
著者
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