14., 四射珊瑚の成長率より推定されたる泥盆紀の赤道
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現代造礁珊瑚の成長率は水温に對し, 一定の關係を有し水温の増高につれ成長率が速い即ち高温地方に於ける年成長は低温地方より長いことは筆者によって發見された所である。同種又は同屬の各地又は各國の成長の長短より泥盆紀の氣候推想し尚一歩進み其の時代に於ける歐亞大陸の赤道區域を尋出し出來得んば大陸移動の是非を判斷しようと思ふ。
- 日本地質学会の論文
著者
-
馬 廷英
National Geological Survery Of China
-
馬 廷英
The Institute of Geology and Palaeontology, Tohoku Imperial University