A-31 義歯レジンの破壊に関する研究 : (1)アクリルレジン内に埋入した補強線の破壊に及ぼす影響
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概要
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義歯床用アクリルレジンは強度が比較的低く、これを補うため一般的に補強線の埋入が行われる。その効果として、アクリルレジン義歯床の分離破壊防止と若干の強度向上が結論されているが、条件によっては強度向上になんら寄与しないという報告も見受けられ、破壊を防ぐという補強線の効果の微視的機序は十分解明されていないようである。そこで演者らは、補強線の有無・長さ・補強線の埋入方向等の単純な条件において、杭折試験・疲労試験並びに微小破断面観察を行い、その結果アクリルレジン内に埋入した補強線の破壊におよぼす影響の微視的機序について、ある程度の知見を得たので報告する。
- 日本歯科理工学会の論文
- 1990-10-01
著者
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