B-12 レジン表面滑沢材ベルフィールブライトナーの改良に関する研究

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概要

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従来コンポジットレジン修復物は、その表面を美しく光らせるためには、念入りな仕上げ研磨が必要であり、また、十分に仕上げ研磨されたコンポジットレジンであっても口腔内に長時間存在することでその表面は摩耗し、着色、変色等の問題が生じてくることはよく知られている。そこで、近年、コンポジットレジン修復物の表面滑沢材が開発・市販されるようになってきた。本研究では、触媒であるカンファーキノンを他のものに変えた試作の表面滑沢材ベルフィールブライトナーIIの耐摩耗性能、表面粗さ及び光沢度について、すでに市販されているベルフィールブライトナーと比較しながら基礎的及び臨床的に検討を加えた。その結果、今回試作されたベルフィールブライトナーIIは、既に市販されているものより耐摩耗性に優れ滑沢性を維持し、厚く塗布しても修復物に黄色味を与えないことが明らかとなった。
日本歯科理工学会の論文
1992-09-10

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